大阪音楽大学卒業、同大学専攻科修了。大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了(音楽学)。
幼少より箏・三絃を始め、1989年 日箏連全国箏曲コンクール児童の部第1位・朝日新聞社賞受賞。
1990年 宮城道雄記念コンクール児童の部第1位受賞。
1993年 日箏連全国箏曲コンクール一般の部第1位・大阪府知事賞受賞。
1998年 宮城道雄記念コンクール一般の部第1位受賞。
大学在学中に飯森範親指揮/オペラハウス管弦楽団と協演し、2000年には「京都・国際音楽学生フェスティバル2000」に日本代表として選抜出演する。
20歳の時に初ソロリサイタルを大阪・いずみホールで行い、好評により以後4回続ける。
第3回目のリサイタルにおいて、平成13年度文化庁芸術祭<音楽部門>新人賞を、洋楽邦楽問わず史上最年少で受賞するなど、伝統音楽の枠を超えた音楽性が、様々なジャンルで高く評価されている。
花博「コスモス国際賞」受賞式典において皇太子殿下御前演奏。
平成11年度 大阪府舞台芸術奨励新人に選出。
平成13年度 文化庁新進芸術家国内研修員として研鑽を積む。
平成14年度 大阪舞台芸術奨励賞を受賞。
2007年「文化庁国際文化フォーラム」において、秋篠宮殿下・妃殿下御前演奏。
2010年 箏奏者として初めて東京オペラシティ主催「B→C」に出演、その成果により平成22年度 大阪文化祭賞を受賞。
また、2011年 第21回出光音楽賞、大阪市より平成23年度 咲くやこの花賞受賞。
デビュー20周年リサイタルにおいて、平成30年度 文化庁芸術祭優秀賞を受賞。
2007年3月には大阪フィルハーモニー交響楽団と世界初演の新作を協演、好評を博す。
その他にも、『Disney on CLASSIC』公演においてディズニーの名曲をオーケスラトと共演するなど多くのオーケストラとの協演や洋楽器とのアンサンブル、現代作品の初演にも力を入れている。
また「歌」にも定評があり、箏曲の古典「地歌」だけでなくベルカント唱法での弾き歌いも行い、関西歌劇団のオペラ公演にも出演している。
国際交流基金の派遣による大洋州コンサートツアーをはじめ、海外での演奏も数多く、現地メディアからも高い評価を得ている。
現在、大阪音楽大学特任教授、同志社女子大学・兵庫教育大学非常勤講師、京都市立芸術大学伝統音楽研究センター共同研究員、宮城社師範。