大阪芸術大学演奏学科卒業後、ウィーン国立音楽大学にてO.スイトナー氏に師事。
帰国後大阪シンフォニカー(現大阪交響楽団)指揮者として13年間在籍。他に関西フィル、京都市響、京都フィル、広島響、大阪市音楽団とも共演を重ねた。
オペラの世界に魅了され、再び新国立劇場公演の音楽スタッフから出直し、その後活動の場を全国に広げる。その中で指揮者、星出豊氏の薫陶を受けた。
原嘉壽子、松下功、池辺晋一郎、景山伸夫氏ら邦人新作オペラの初演など意欲的な活動時期を経て、ドニゼッティ、ベッリーニなどベルカントオペラのセリア作品群や『アイーダ』『オテロ』『ファルスタッフ』『トスカ』『トゥーランドット』等の大規模なオペラなどレパートリーは80作品を越える。北海道、名古屋、関西、中国、四国の「二期会」をはじめとする全国各地のオペラ団体の公演に招かれ、各団体の権威ある受賞にも貢献。
2020年以降でも、堺シティオペラ公演(‘20)が大阪文化祭賞、みつなかオペラ公演(’20)が文化庁芸術祭賞優秀賞と三菱UFJ信託音楽賞奨励賞、和歌山市民オペラ協会公演(‘21)が佐川吉雄音楽賞、みつなかオペラ公演(’23)が音楽クリティック・クラブ賞本賞、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団公演(’23)が佐川吉男音楽賞を受賞している。
オペラを通して札幌響、神奈川フィル、セントラル愛知響、日本センチュリー響、広島響、大阪フィル、瀬戸フィル、九州響、琉球フィルなどと共演。オペラの普及に深く尽力し、子供のためのオペラ教室や、レクチャーコンサートも好評をよんでいる。
現在、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団正指揮者、大阪芸術大学客員教授、大阪音楽大学大学院講師、大阪音楽大学付属音楽院講師。