さくら夙川校音活ブログ

メンデルスゾーン

Ciao! なべっちです。

やっと冬らしい寒さがやってきました。

高校受験・大学受験の方はこれからが本番だと思いますが、お体に気をつけて頑張ってくださいね。

さて、少し前になりますが、2月3日はメンデルスゾーンのお誕生日だったそうです。

この方の曲について、少しお話を・・・。

メンデルスゾーン

メンデルスゾーン
メンデルスゾーンは、モーツァルトのように、神童として知られていました。

彼の少年時代の肖像画を見ると、なかなかの美少年。

だけど、大人になってからの肖像画は・・・・。

ドイツ・ロマン派の作曲家であり、ピアニスト、指揮者でした。

38歳の若さで亡くなっていますが、たくさんの、協奏曲・交響曲・オペラ・歌曲などの作曲をしています。

ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者でもありました ←すごっ!

結婚行進曲

結婚式
メンデルスゾーンの同年代といえば、「ベルリオーズ」「リスト」「ワーグナー」など。

「ベルリオーズ」や「リスト」と仲良くはしていたけど、彼らの作曲に関してはあまり評価が高いものではなかったそうです。

ただ、ワーグナーは、メンデルスゾーンに嫉妬を抱き、メンデルスゾーンが亡くなった後にも、批判を続けていたとか・・・・。

この2人といえば、結婚行進曲があります。

結婚式で流されるのは、メンデルスゾーンの曲のほうが多いですね。

彼の結婚行進曲は、とても華やかでいかにも今から明るい未来を感じれる曲となっていますが、ワーグナーのほうは、なんともいえない、厳かな暗い気分。

これは、二つとも物語の曲になりますが、ワーグナーのほうは、物語自体が暗く悲しい設定なので、結婚には少し向いてない気がします。

ただ、曲を聞くだけであれば、とてもいい曲ですよ。

聞き比べしてみてくださいね。

オペラ
メンデルスゾーンと聞いて、なんの曲が思いつきますか?

私は、「バイオリ協奏曲」と「イタリア交響曲」「真夏の夜の夢」「スコットランド交響曲」などです。

バイオリン協奏曲はとても有名で、今日でもバイオリン三大協奏曲の中に入っている、人気の曲ですね。

交響曲の「イタリア」は、メンデルスゾーンがイタリアに旅行へ行ったときに作り始めた曲だそうです。

私はいつもこの曲の出だしの音を聞いた瞬間、舞踏会の扉をパッと開けた華やかな雰囲気が飛び込んでくるような情景が思い浮かびます。

それほど、どの曲でも最初の1音目っていうのは、大事ってことですよね。

メンコン

楽譜
メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲は、バイオリンを習っている人にとっては、必ず弾いておきたい曲。

略して「メンコン」

これが弾けるようになれば、かなりのレベルになるわけです。

日本では、とても有名で人気のある曲になっていますが、ヨーロッパでは、日本ほど人気でなく、他の協奏曲と同じぐらいだそうです。

ただ、日本で、メンコンのコンサートがあると、チケットの売れ行きは、好調だそうです。

だから、たまに、ソリストの曲が同じメンコンだったたりして、「またか」と思うときがありますね。

ユーチューブでも、いろんなバイオリニストが弾いているのが見られるので、是非、聞き比べしてみてください。

同じ曲でも、弾き方がいろいろあるので、お好みのバイオリニストや弾き方を探してみてくださいね。