さくら夙川校音活ブログ

ザルツブルグ音楽祭

Ciao! なべっちです。

ザルツブルグ最終章。

季節は進んでおりますが、まだ夏の話題!

かいつまんで、いくつかご紹介してきましたが、最後は、私が1番楽しみにしていたザルツブルグ音楽祭 ♪

劇場

夏のザルツブルグは音楽祭がとても有名。

世界の一流オケが集まり、毎日、日替わりで、演奏されています。

オペラ、オーケストラ、室内楽、など、さまざまな演奏家たちが、いろんなところで、みることができます。

私がなぜ、楽しみにしていたかというと、母娘で大好きな「ベルリンフィル」の公演が見れそうな日程だったため、頑張ってチケットをゲット!

その前に・・・

カフェ モーツァルト
公演は、20:30〜ですので(遅いっ!)その前にご飯を食べようと・・・・。

ザルツブルグの最終日となるこの日、すでに胃もたれもピークになってきてるため、軽い夕飯。

といっても…おうどん、というわけにもいかないので、定番のモーツァルトカフェにて、娘は最後にシュニッツェルを堪能。

このベルリンフィルの公演の前日には、ウィーンフィルの公演に。

演目は「マーラー交響曲第5番」

個人的には、ワルツのイメージが大きいウィーンフィルですが、迫力のある気品高い演奏でした。

いざ会場へ

さて、ようやく、薄暗くなり、開場の時間。

外には観光バスや、タクシーがずらりと並び、ロビーでは紳士淑女で溢れており、ワインを片手に開演を待っています。

さて、座席へ。

日本では、奥の座席へと行くとき、座っている人に背中を向けて自分の席へと歩いていきますが、こちらは、逆。

背中を向けるのはなく、顔を見合わせながら(笑顔でね)自分の座席へ移動します。

座席に付いている人は、必ず立ちます。

そうすることで、スムーズに後から入ってきた人が移動できる(というか、座席と座席の感覚が狭い)

通路側に近いところの座席だった私は、中に人が入るまで、立って待機。

さぁ、奏者が次々と入場してきました。

最高!!!

ベルリン オーケストラ
本日の演目は、前半が「ベルクの歌劇より組曲」、後半が「第九」

ベルリンフィルの常任指揮者になったキリル・ペトレンコ氏の最初の公演がこの「第九」。

さぁ、演奏が始まったら、クギづけ。

音に鳥肌がたち、迫力に飲み込まれ、最後は圧巻のフィナーレ!

あっという間に終わってしまいました。(実際、3楽章のテンポも速かった気がする)

拍手しすぎて手が痛くなったところで、皆が席を立って帰って行く・・・・・

(ちなみに、この舞台の写真は私が撮影したものですが、日本と違い、演奏前後の撮影は自由。)

そのまま、楽屋口へ直行して、奏者と写真を撮ってもらい、寮に戻ったのが夜中の12時すぎ。

次の日は、6時にタクシーのお迎えがあるので、急いで寝る準備と帰る準備。

名残惜しいですが、娘のおかげで私も楽しめた今回のザルツブルグでした。