さくら夙川校音活ブログ

原点に帰る?

こんにちは。さくら(男)です。

音楽と酒とさくら。

今回、震災前の西宮と三ノ宮界隈のことをお話しようかと予告しましたところ、「エー!?」という声がありましたので、話題を変えることにしました。

今回はほぼお酒の話になってしまいます。

ご容赦ください。

―変わらないものが好きー

日本酒
今は日本酒の地酒と焼酎がよく飲まれていますね。

私が大学生の頃(約40年前)は、地酒も焼酎もこれほどの種類のものは出回っていませんでした。

日本酒では一時期、新潟の「越乃寒梅」という地酒がブームになったことがありました。

居酒屋で「越乃寒梅あります。一杯1,000円、ただしお一人様一杯まで」という具合でした。

ただ生産が追いつかないのか、他の蔵元に委託するかで味が落ちた、とかの噂でしたが、いつのまにかこのお酒のブームも終わってしまいました。

―チューリップのアップリケ―

焼酎 居酒屋
焼酎は私たちが大学生の頃はあまり馴染みがないものでした。

どちらかというと、その数年前にフォークソングの神様と言われた岡林 信康さんが歌った

『今日の仕事は辛かったー、後は焼酎あおって眠るだけー。』というイメージでした。

ただ、焼酎の本場の九州とか隠岐の島の方々のことではありませんので、誤解のないようにお願いいたします。

あくまでもその頃、阪神間に住んでいた私個人の感想です。

本当に、居酒屋でこれほどまでたくさんの焼酎の瓶が並んでいるのを見るようになったのは15年くらい前からでしょうか。

ただし、大学を卒業し、就職してか少し経ってから、ごま焼酎とか黒砂糖の焼酎とかの瓶が飲み屋さんに置かれることが多くなった時期はありました(だんだん思い出してきました)。

ちなみに、『チューリップのアップリケ』は先の歌の題名だったと思います。

―くさいのが好き―

焼酎に初めて出会ったのは高校3年生頃のことだと思います。

アルバイト先のロッジに手伝いに来た人が、差し入れに芋焼酎(確か薩摩白波)を持って来ていました。

それまで焼酎を知らなかったので、匂いだけでも嗅いでみろと言われて、一升瓶の蓋を開けて嗅いでみたら、あまりの臭さに閉口しました。

今ではすっかり上品な香りの芋焼酎しかないのではと少し残念です。

お店で「臭い芋焼酎ください」と言っても、鼻の記憶だけですが、あのにおいはありません。

『花はどこへいった』のではないけど、あの臭い芋焼酎はどこへいってしまったんでしょうか。(一説には、芋の蒸溜技術?の向上によるものとか)

関係のないことですが、よく先輩から「お前の身なりは”どろ臭い(やぼったい)”」と言われたものです。

というところで、また次回よろしくお願いいたします。