さくら夙川校音活ブログ

三柳 香織 先生(サックス)

Ciao! なべっちです。

音楽院講師紹介。

先週、まっつんが昔サックスを専攻していた、とお話させていただきましたが、その流れで・・・

今回はサックスを担当している「三柳 香織(みやなぎ かおり)先生」をご紹介します。

サックスを選んだ理由

三柳先生
サックスを演奏するかたが、かっこよく感じるとお話したことがありますが、三柳先生もかっこいいですよ。

竹を割ったような性格で、おおらかなO型です。

そんな先生がまず、何故サックスをするようになったか・・・

中学、高校の吹奏楽部がきっかけだそうです。

吹奏楽部はとても人気の部活ですが、楽器を決める際、抽選の場合が多いらしいのですが、先生の場合も同じ。

中学の時は「抽選」で、高校の時は「あみだくじ」で。

2度もくじでサックスを当てるとは・・・・ これは運命ですね。

逃れることはできなくなりました。


先生のお人柄

先生の干支は「羊」・・・・・だから、群れるのが好きなのか       (⌒▽⌒)

大人数で集まったりするのが好きだそうです。

きっとご友人も多く、パーティーとかしてそうですね。

そのパーティーで、先生がサックスを演奏している・・・・(あくまでも勝手な想像ですが)

そんな先生はフランスに留学された経験があります。

フランスでの勉強

先生は、大阪音楽大学を卒業後、フランスで 修行されていました。

私は個人的にフランスが大好きで、パリに住んでみたいと夢を見ているのですが(夢で終わります)、先生のフランスでの生活を伺ってみました。

まず、嬉しかった事・・・・・どうしても習いたい先生がいて、入学した後の初レッスンの感激や嬉しさは今でも忘れずに記憶にあります。

1年目は、ここでの数々の出来事も私には新鮮で嬉しいものでした。

トロンボーンの先生に誘われて町の楽団に入り、「ラ・マルセイエーズ」(フランス国歌)を吹く機会があったり、ソルフェージュの授業が日本とは全く違い、変拍子や合唱曲などの難曲を扱ったりなど。。。

いろんな知識を総動員させて考える時間の多い授業だったりと、サックスのレッスンももちろん刺激が多くて充実していましたが、それ以外にも日々に実りの多い1年でした。

フランスでの2年目〜

2年目からは、1週間で1曲仕上げるのが普通で、新作も多くてとにかく練習が間に合わず、必死に過ごしたことを覚えています。

そんな中、いろんなサックス仲間と知り合えたり、音楽に向かう姿勢や練習のやり方など、1人では分からない事を吸収できたり、何時間も練習し、また友人とスポーツをしたりフルパワーで遊んで飲んで、と有意義な夏休みを過ごしたことを懐かしく思い出します。

3年目からは少し余裕もできて、日本食のお店でアルバイトを始め、フランス語も極めたく試験を受けたり、あちこちに旅をしたりとフランス国内や周りの国に目を向けるようになりました。

その国の歴史や文化に触れ、知らなかった事が知れたりと、留学していた日々は発見だらけで、自分が生き生きと音楽を表現できる事の喜びを分かった時間だったのではないかと思います。

楽しい事ばかりではなく、滞在許可証がなかなかおりなかったり、家で練習していたら凄い勢いでドアを蹴られたり、怖い思いもありましたが、それでもめげずに強くなっていく自分が自分で楽しみだったなと思います。

日本に帰ってからは、美味しいクロワッサンやワインが恋しくて仕方なかったのですが、今ではもうすっかり白米に温かい番茶で満足できるお年頃になりました。

と、先生の留学ご経験でした。

お米とお茶は、私もほんの少しの旅行でも口にしたくなるものです。

でも、フランスのクロワッサンはほんとにおいしいです。

私も何度も旅行に行きましたが、滞在中はず〜っと食べてました(もちろん年齢が上がるにつれて、胃もたれして、食べれる数が減っていく)