さくら夙川校音活ブログ

夏休み

Ciao! なべっちです。

夏休みも終わり、やっと学校も始まりました。

私は8月後半、3週間近くのお休みをいただいてしまいまして、それでもお仕事させていただけていることに感謝しております!

さて、この3週間の間、何をしていたかというと、娘のバイオリンのセミナーに同行しておりました。

1人ではまだまだ危なっかしく、中学3年生とはいえ心配なので、しかたなく、付いて行ってきました。

なんて言いながらも、私が娘よりも楽しませてもらった気がします。

私の夏休みのこと、というより、このセミナーのことについて、何回かにわけて、ご紹介していこうと思います。

お付き合いのほど、お願いいたします。

国際的なサマーセミナー

ザルツブルグ
ヨーロッパ各地の音楽大学では、夏休みを利用して音楽講習会が開催されています。

音楽大学や音楽財団が主催する音楽講習会、夏の音楽祭の一環として実施される講習会、また演奏家や海外の音楽大学の教授がプライベートで開催するものまで、大小さまざまな音楽講習会の中から7月、8月、9月に開催されています。

今回、娘が参加したセミナーは、オーストリア・ザルツブルグにある、モーツァルテイム音楽大学でのサマーセミナーです。

このザルツブルグは、かの有名な、神童モーツァルトが生まれ育った街。

街のあちらこちらに、モーツァルトに関したものがあり、生まれた家や育った家などの観光名所があります。

もう1人、有名な方が生まれ育った街でもあるんです。

20世紀のクラシック音楽界において最も著名な人物のひとり、ヘルベルト・フォン・カラヤンです。

カラヤンは、ザルツブルグにあるモーツァルテイム音楽大学にて学んでいました。

このモーツァルテイム音楽大学は、ザルツブルグの街の中心にあり、ミラベル宮殿(庭園)のすぐ横にあります。

ちなみに、カラヤンの生まれ育った家も、このミラベル庭園のすぐそばにあり、大学まで徒歩5分かからないぐらいです。(通学は楽だったでしょうね・・・・)

普段とは違う環境で、違う先生に指導をしてもらうことで、毎日とても充実したものでした。

それでは、まずは出発時から記憶をたどっていってみます・・・・・。

いざ出発!

ザルツブルグ2空港
まず、ザルツブルグまでの道のりですが、日本からの直行便はありません。

今回、私たちは羽田→フランクフルト→ザルツブルグので合計15時間ぐらいだったでしょうか・・・・・。(もう忘れた)

夜出発の便でしたので、娘はほとんど寝ている状態。

私は映画を楽しみにしていたのに、興味のある映画がなく、見たい映画はビジネス以上のクラスしか見れず、結局「名探偵コナン」「ドラえもん」などを見ながら過ごしておりました。

足腰が痛くなり我慢できなくなってきた頃に、やっとフランクフルトに到着。

ここでユーロ圏の入国審査。

大行列に並び(エコノミークラスの後ろの方の座席だとかなり時間かかる)、やっともうすぐ順番ってところで、そこの列の入国審査官が、なんの理由かわからないけど、いきなりシャッターを閉めて、違う列に並べと・・・

おいおい、これだけ並んでまた、違う列で並ぶのか!!!Σ(゚д゚lll)

違う航空機の乗客も増えてきてて、すごい行列。

ここは他の外国人の方の乗客を真似して、シレ〜っと順番抜かし・・・・・・。

無事に通り抜けて、目的地までは1時間少しの飛行。

揺れて揺れてやっとザルツブルグに到着。

ザルツブルグ到着

ザルツブルグ2空港
すでに、フランクフルトで入国審査を終えているため、国内線扱いになり、荷物を受け取ればすぐに出口へ向かい、宿泊先のフロンブルグまで移動。

バスで移動が可能ですが、重たい重たいスーツケースを抱えることができないため、タクシー移動。

宿泊先までは、日本円で2,500円前後。

ザルツブルグは市街以外は、チョー田舎です。

ただ、景色はとても素晴らしく、飽きることはありません。

山々に囲まれていて、とてものどかなところです。

ザルツブルグのザルツは日本語で「塩」、ブルグは「砦」という意味。

とはいえ、このザルツブルグで塩をとっているわけではなく、ザルツブルグとウィーンの間の地域で塩は取られ、売られているそうです。

さて、20分ほどで、タクシーに乗って、宿泊先の学生寮であるフロンブルグへ到着。

次回は、このフロンブルグのご紹介から。。。。