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さくら夙川校
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2019/08/27さくら夙川校ブログ
夏休み
こんにちは。
さくら(男)です。
先日、10日間の夏休みをいただきました。
大阪音楽大学でお世話になる50歳までは夏休みと言っても3日ほどでしたから、こう暑いと夏休みは本当にありがたいです。
でももうすぐ、毎日が夏休みという歳になりますね。
ーせんこう花火ー
『夏休み』
麦わら帽子はもう消えた、田んぼのカエルはもういない・・・・・。
『せんこう花火』
せんこう花火が欲しんです、海へ行こうと思います・・・・。
これは、私が高校・大学生の頃によく聴いていた吉田 拓郎さん作詞・作曲の歌です。
夏になるとこの曲を思い出します。
吉田拓郎さんといえば、その対極というかもうひとりの同世代の井上 陽水さんがいます。
当時、陽水さんのLPを買って聴くことはありませんでした。
でも、今はどちらも好きです。
『帰れない二人』はRCサクセションの忌野 清志郎さんと井上陽水さんの曲で好きな曲のひとつです。
この詞のような感じでは吉田拓郎さんの『マークii』が好きなのですが、今音源をyoutubeで聴くともちろんどちらもいいんですが、拓郎さんの方があの時代を感じさせると思うのは贔屓のせいでしょうか。
ー普遍にして固有のヴォイス(ハードボイルドだど!その2)ー
この夏休みに予定していたのは、たまった新聞を整理することでした。
新聞のなかで作家の村上春樹さんがレイモンド チャンドラーの長編7作を翻訳終えてとして『普遍にして固有のヴォイス』として新聞に寄稿されている記事がありました。
レイモンド チャンドラー(私立探偵 フィリップ マーロウ )の長編シリーズで途中中断したのが『パームスプリング物語(邦訳)』というのがありますが、それを書き上げたのがロバート B パーカーという作家です。
前にご紹介したと思いますが、ロバート B パーカーはレイモンド チャンドラーの研究で大学の博士号を取った作家です。
フィリップ マーロウの時代は”タフガイ”と言われていましたが、私立探偵スペンサー シリーズ物でこの時代(1980年後半、いわゆるバブルの時代)では、スペンサーは”マッチョで美食家”という設定です。
ードン ペリニオンー
シャンパンの銘柄でしょうか、プロサッカー選手の中田 英寿が新聞広告等で紹介した高級なお酒としてドン ペリニオンがあります。
高価なお酒なのでもちろん飲んだことはありませんが、ロバート B パーカーの私立探偵スペンサーは食事のたびにドンペリニオンを飲んでいたので、この銘柄を知っていました。
小説の中では50ドルか100ドルぐらいだったと思います。
ただ、ドンペリにもクラスがあって上位のものはラベルが薄い桃色をしているそうです。
そのあと、バブル時代が到来しドンペリニオンと言う銘柄が一躍有名になったかと思います。
私たちは小説の中であるいは映画の中で、日本ではあまり知られていないお酒や文化を知ることができます。
作家では開高 健さんが世界中で食べ歩きをされたようですが、その中のお酒をひとつご紹介して今回は終わりにしたいと思います。
ポーランド産のウォッカで、ビンの中にバイソングラスという細い香草が1本はいっていまして、ラベルにも確か野牛が描かれていたと思います。
ソ連のチェルノブイリの原発事故のあとだったので少し躊躇しましたが、500mlほどの小ぶりなビンでそのまま冷凍庫にいれても完全には凍らないのでトロリとした飲み口は夏向きです。
ウォッカがお好きな方は一度試してみてださい。
では、また。
さくら夙川校
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月~土 10:00~20:00
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