さくら夙川校音活ブログ

西洋音楽と日本音楽

こんにちは、なべっちです。

音楽とは関係ないですが、高校野球の時期がやってきました。

我が家は野球好きなので、夏は高校野球とプロ野球の話で盛り上がります。

今年は、甥っ子が甲子園を目指して先発で頑張ったのですが、残念ながら県の準決勝で負けてしまいました。

大事な試合前に大変なことがあったにもかかわらず、ほんとに頑張りました。

高校3年生なので次に向けて気持ちの切り替えが必要ですが、大丈夫かな・・・・・。

さて、その野球の試合では、太鼓がよく使われていますね。(ラッパもですが)

世界で古来より使われているものですが、今日は、日本の伝統でもある和太鼓について・・・・・

和太鼓

日本伝統の和太鼓
野球や体育祭の応援もそうですが、お祭りでもおなじみの太鼓ですよね。

和太鼓は日本伝統のものなので、歌舞伎やお能でも使われています。

ゲームでもヒットした、太鼓の達人のあの太鼓です・・・・。

和太鼓の中にも種類がいろいろありますが、今日は大ざっばによく見る大きな和太鼓のお話。

和太鼓は、一般的に残響が非常に良く響き、余韻が残る音が特徴。

和太鼓の構造は、胴の中間が膨らんだ円筒形で、両面もしくは片面に皮が張られていて、ドラムなどの他の打楽器と比べて強度は高いそうです。

そもそも日本の音楽には、リズムがあまりありません。

簡単にいうと、手拍子が打てない音楽です。

西洋の音楽が手拍子で調子をあわせられるのとは違い、日本の音楽はリズムがなく、なだらかに流れていくのが特徴。

そういわれたら、日本の歌でもあんまりノリはよくないですよね。

国歌の「君が代」も静かに流れる感じで、アメリカやドイツなどの他国の国歌とは少し違う感じ。

和太鼓プロ集団

プロの和太鼓奏者
最近では、和太鼓のプロ集団があり、各地で演奏をされてらっしゃいます。

私も一度見たことがあるのですが、かなりの迫力です。

お腹にどんどん響いてくるんですが、頭にガンガンくるわけじゃなくて、体が振動する感じ・・・

それに、太鼓叩いてる人の、体つきがすごいこと!

先ほど、日本伝統の音楽には、手拍子が打てない音楽と書きましたが、その通りで、手拍子をしたところでコロコロリズムがかわるんです。

ただ、それがものすごくおもしろい!

セリフがあるわけでなく、メロディーがあるわけでもないのに、最初から最後まで惹きつけられるんです。

なにが1番すごかったかというと、入る時のタイミング、間の取り方、最後は「礼」のタイミングまでも「ピタッ」と合わせてくるところが感動しました。

これって、日本人ならではと思うんですよね。

礼で始まり、礼で終わる・・・・

気持ちがいいものです。

「礼で始まり、礼で終わる」→ これは太鼓だけではなく、全てに共通するものですから、生徒の皆さん、先生やお友達、いろんな人にちゃんとご挨拶しましょうね。

1番大切なことですよ〜!

リズム感

太鼓を演奏する上で大事なのは、リズム感だと思うんですが、結構、合わせるのって難しいですよね。

ドラムでも、ティンパニーでも、狂いなく叩き続けるのって、かなりのリズム感が必要な気がします。

リズム感も一言でご説明はできませんが、音楽だけにリズム感が必要なわけではありません。

実は、スポーツされている人にもこのリズム感は重要なんです。

会話にもリズム感やテンポが必要ですものね。

何事も訓練でしょうが、楽しみながらやっていきたいものです。

さぁ、高揚感も感じることのできる、和太鼓。

是非、お祭りの時などで演奏される太鼓の音も楽しんでくださいね。

体の中から、音を感じてみてください!