さくら夙川校音活ブログ

夏休みがやってきましたね

Ciao!

毎週月曜日のブログを担当します、クラシック好きのなべっちです。

夏休みがやってきましたね。

親としては、ありがたくない夏休み。

子供にとっては、天国のような毎日でしょうか・・・・。

さて、夏の期間は、世界中で音楽祭が開催されます。

その音楽祭では、一流のオケが演奏し、世界中から観客が集まってきます。

私が毎年、夏に行く演奏会が1つあります。

それは、夏の終わりに長野県松本市で開催されている、「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」です。

1992年より長野県松本市で毎年夏に開催してきた『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』(SKF)は、2015年より、総監督小澤征爾の名を冠した『セイジ・オザワ 松本フェスティバル』(OMF)へと生まれ変わりました。

SKFと同様、母体であるサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)の優れた演奏はもちろんのこと、世界的指揮者、演奏家、出演者が小澤征爾総監督の強い要望を受けて、松本に集まります。

サイトウキネンオーケストラ

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JR松本駅を降りると、フェスティバル一色の旗だらけです。

それだけでも、「わぁ〜」っと思ったものですが、演奏を初めて聞いたときの感動は今でも忘れません。

私と娘は、毎年リハーサルも見学させていただくのですが、これが、また緊張感のあるピリっとするリハーサルなんです。

だけど、時には、冗談をおっしゃったり、本番とは違った雰囲気を味わうことができます。

その後に、本番の演奏を聞くわけですが、娘なんかは音楽を勉強しているのでとても興味があるらしく。

「リハの時は、こうやって言われてたから、やっぱり言われた通り弾いてるわ〜」とか

「おぉ〜、ここはこうやって弾くのか〜」とか

ちょっとオタクっぽいこと思いながら聴いてるらしいです。

一流が集まると音も素晴らしく、深い音色のオンパレードで、何を聴いてもうっとりしてしまうほどです。

リハーサルそして本番

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リハーサルを見学させてもらっての、本番です。

こちらも日本各地から、この公演を聴きにたくさんの方がいらっしゃいます。

この松本ですが、関西から行くのは、ちょっと不便。

車の方が便利なのかもしれませんね。

8月だけ、伊丹空港から松本空港に飛行機が飛んでいるのですが、それ以外は、名古屋で乗り換えて電車に揺られるしかありません。

松本空港も山の中にありますので、ほんとに空気がきれいに感じたものです。

しかも、山の景色がほとんどで、意外にもオーストリアのザルツブルグ国際空港の風景と似ているんです。

話がそれましたが・・・・。

まずは、ホールの入り口に入ると、グッズ販売のお店があります。

(もちろん簡易で、演奏会がない時もオケグッズを買うことができます)

そして、左側にある大きな階段を登ると、大ホールの入り口になります。

開場時間が少し早めになっている理由とは

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開場時間は、少し早めに設定されています。

それはなぜかというと、ワインのサービスがあるんです!!

毎回このサービスがあるのかどうかはわからないのですが、チケットもぎってもらったら、次はワインをいただきに・・・・・。

もちろんこれは、無料でした。

赤と白の両方をいただきまして、8分目でストップして・・・

いざ、演奏開始。

もちろん満席。

テレビカメラや小澤先生の奥様を始め、ご家族のみなさまもいらっしゃってました。

ただ去年は、体力的な問題で指揮者交代となり、小澤先生ではなかったですが、それでもやはり感動しました。

演奏会以外のことも少し・・・

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小澤先生は、大のお蕎麦好き。

そして、長野県といえば、お蕎麦が有名ですよね。

というわけで、地元の有志で毎年、このフェスティバルのときに【そばパーティー】てものをするんです。

たまたま私たちが行った時に、その【そばパーティー】の日程と重なっていたので、お世話になっている先生のご好意でこちらにも参加させていただきました。

写真は、うちの娘が蕎麦をがっついてるところです。

置いてあるお蕎麦も、ザルごとに違うんですよ。

お好みのお蕎麦ばかりを召し上がってる先生方、全ての種類のおそばを召し上がってる先生、など、和気あいあいとしたパーティーです。

こういう演奏会以外のものもたくさんあるようで、一流演奏家のみなさんの交流の場なんでしょうね。

ミーハーな私たちは、普段演奏してる姿しか見たことのない先生方のお蕎麦食べてるところや、楽しそうにお話されてる姿は、見ているだけで楽しかったです。

皆さんも、サマーフェスティバルなんてものに、一度、参加または見学に行かれてはどうですか?

演奏会以外のところにも、楽しみがあるかもしれませんよ〜。