さくら夙川校音活ブログ

ピアノレッスン日記<発表会>

こんにちは、まっつんです。

木曜日「ピアノレッスン日記」、今回は発表会の様子をご紹介します!

今回の発表会、さくら夙川校でレッスンを受けてくださっている方のみの出演日でした。

さくら夙川校の受講生の内50名ほどがご出演くださいましたよ。

当日の写真がほとんど撮影できなかったのが残念ですが・・・

どんな発表会だったか、子供達のお話を中心にご紹介したいと思います。

正装でキリッと

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プログラムは、名曲コーラスから始まり、キッズレッスン、マンツーマンレッスンの受講生50名ほどが出演してくださいました。

この日はさくら夙川校は臨時休校。

スタッフ全員ミレニアムホールであれやこれやと動いておりました。

さくら夙川校のスタッフはあまり本校に行くことがないので、"ミレニアムホールは初めて入る"というスタッフもおりました。

さてさて、男の子は正装、女の子はドレスで続々と集まり始めたこどもたち。

いつもにぎやかに遊んでいる子も今日ばかりは正装でキリッとした表情です。

本番前になると、ヴァイオリンの子たちは、先生に調弦をしてもらって、譜面台を使うかどうかの最終確認をして、舞台袖で出番を待ちます。

そしてピアノの子たちは、足台の高さと椅子の高さを調節。

ペダルを使うかの確認をして、足台を舞台袖に順に積み上げていきます。

これ、本校の発表会のときはすんごい数の足台が用意されて、高く高く積み上げられていくんです。

なかなか見ることのない光景です。

そして、舞台袖に入ると同時に、お母さんやお父さんは客席へ移動され、先生と子どもたちで舞台袖で待機します。

緊張感が伝わってくる舞台袖

ミレニアムホール
舞台袖に出演順で先生と子どもたちが揃います。

「影アナが入るので、その間は静かにしててね」と子どもたちに伝えます。

「では、影アナ入ります」の一声のあと、静まり返った舞台袖は子どもたちの緊張が更に増したかのような張り詰めた空気・・・

そして名前が読み上げられ、舞台への扉が開けられます。

直前に先生、スタッフから「あのテープのところまで行ってお辞儀してね」とか「ピアノのところ座ってやっぱり高さがなんか違う!てなったら、後ろ向いてね。直しに行くからね!」と言われ、「よし!いってらっしゃい!!!」と送り出されます。

お辞儀をし忘れそうになる子。

客席に目が釘付けになってしまう子。

さまざまでしたが、順調にみんなの演奏が終わっていきます。

ステージに立つ子どもたちは、いつもよりとても凛々しく、大きく見えました。

人前で演奏すること、そしてステージに立つというのはとっても勇気がいりますよね!!

小さいお子さまには特に、ひとりで出て演奏して戻ってくる、それだけでも難しいと思います。

ミレニアムホール、300人以上が入るコンサートホールなんです。

いや〜・・・大人でも緊張しますよね。

弾き終わってお辞儀をして、歩いて舞台袖まで帰ってくる。

弾き終わって、舞台から戻ってくるまでが演奏です。

舞台袖に帰ってきた途端「ふぁ〜〜〜〜〜〜おわった〜〜〜〜〜」と座り込む子どもたちも。

先生から「とってもよかったよ!おつかれさま!」と声をかけられて緊張感から解放されます。

発表会が終わった余韻もそこそこに…

そして、発表会が終わった余韻に浸る間もなく、さくら夙川校では次の週からまた通常のレッスンが始まったんです。

すぐにレッスンが始まったので子どもたちは疲れてるんじゃないかな〜と思ったりしましたが、お母様から「これまではあまり自宅で練習をしたがらなかったんですが、発表会の後から自分から練習をするようになったんです!」というお言葉をいただきました。

やっぱり人前で演奏すること、お友達の演奏を聴くことは刺激になりますよね。

「私もあんな風に弾けるようになりたい!」と身近な目標ができたことで前向きに取り組めるようになるのだと思います。

毎年、発表会は年度末だけだったのですが、今年度は9月に子どもたちの弾き合い会を開催しようと思っています。

発表会とも一味違うイベントにできたらいいなぁ、と思っています。