わたしたちがJazzを聴くようになったころは今よりJazz喫茶が多かったと思います。
三宮で行ったことのあるのは、『木馬』『ゴールドリーフ』『さりげなく』で、今はないと思いますが、意外とライブをやっているJazzバーは多いようですね。
西宮北口でも2軒行ったことがありますが、だいたいが店内は薄暗く、大きな音でJazzがかかり皆聴いているのか冥想しているのかという雰囲気でした。
さて、三宮でも西宮北口にもあるのに、わざわざ京都まで行ったわけですが、どこにあるのか全く知らなかったのです。
Jazz喫茶を紹介した情報雑誌もありませんでしたし、当時昭和50年(1975年)頃にはスマートフォンはもちろん携帯電話も、車のナビありませんでしたので、今のように簡単に検索することができませんでした。
立命館大学の高野さんが行っていたのであればきっと立命館大学の近くにあるはずだと、とりあえず道路地図だけをもって車で大学へ向かったわけです。
結果は、大学の周辺を車でぐるぐると回りましたが、それらしきものが見つからず・・・
まさしく思案にくれたわけでした。
今思えば、電話帳で電話番号をさがして電話で場所を聞けばよかったと思われるのですが、何ともトホホな思慮のない学生でした。