さくら夙川校音活ブログ

皆様への大事なお知らせです

火曜日担当のさくら(男)です。

私からの講師紹介もとうとうネタが尽きまして、それなら音楽と酒にまつわる話を書けということになりましたので、はずかしながら思い出を少しお話することになりました。

ただ、私は昭和の40年代から50年代に青春時代を過ごしたものですから、話の内容が古いので理解できない、記憶がさだかではないので正確でない等々のご不満があるかと思いますがお許しください。

なお、正確を期するためにあえてグーグルで検索することはいたしませんので、もし興味のある方はご自分で検索してみてください。

私の言っていることが正確でないこともありますし(記憶間違い、自分の良い方に解釈した結果の記憶等)、他のひとに披露する場合は必ず検索して正しい情報にしてくださいね。

いずれにしても昭和の後期の生活や状況を知っていただければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

青春の原点??

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何から書けばいいのかと考えているところに、ある新聞のコラムを思い出しましたので、これにまつわるお話をします。

そのコラムでは何かと関連して、「二十歳の原点」という本がまだ読み継がれているようなことを紹介した記事だったと思います。

この本(手記)の書き手は高野悦子さん(というお名前だったと思いますが)という立命館大学の学生が、人生や恋愛に悩み、やがてお酒も飲むようになり『しあんくれーる』というJazz喫茶にも行くようになりました。

当時は学生運動とよばれる学部生による政治活動が各大学(一部では高校でも)で行われており、それもいろんな派(左翼政党やイデオロギー等の違いによるもの)がありそれら同士が争うというような状況で、彼女もそういう世界に巻き込まれていったようです。

私もこの本を読みました。このような手記は当時結構出版されていましたが、この本はたしか大手出版社から出版されたこともあり当時の多くの高校生・大学生が読んだと想像されます。

無知な若者が京都の『しあんくれーる』へ

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Jazzをこれから聴く者でこの本を読んだ者としては『しあんくれーる』は一度行ってみたいJazz喫茶店となっていました。

私がJazzを聴くようになったのは、これと呼応するように高校生の終わりか大学生になりかけていた頃でした。

それまでは主に洋楽といわれるロックやフォークミュージックばかり聴いておりまして(クラシック音楽はほとんど聴いたことがありませんでした)、そろそろ大学生になるんだからJazzというものも聴いてみるべェ・・とかなんとか思いはじめた友人とで、この『しあんくれーる』に行ってみようということになりました。

では、次回はこの顛末をお話することにいたします。