さくら夙川校音活ブログ

楽器のメンテナンス

Ciao!

毎週月曜日のブログを担当します、クラシック好きのなべっちです。

蒸し蒸しした毎日になってきました。

このウエット感が不快ですね。

これは、人間だけではなく、楽器も同じなんです。

日本では季節毎に気温が大きく変化するし、残念ながら湿度に関しては日本の春先から夏の終わりまで1年の半分が湿度の高い季節ですね。

ピアノや弦楽器、それに木管楽器などは、この湿気との戦いとなります。

湿度対策?

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皆さんは、湿度対策をどうされていますか?

思いつくのは、乾燥剤です。

よくピアノの中や、楽器ケースの中に乾燥剤を入れているかたをお見かけします。

私はプロでもないので、ハッキリしたことは申し上げられませんが、個人的にはこの乾燥剤に意味があるのかどうかは少し疑問。

もともと乾燥剤って密封された中で使用してこそ、効果があるんじゃないの?ってこと。

楽器ケースに入れてる方もいらっしゃると思いますが、毎日練習されている方なら、毎日、開け閉めしますよね。

ってことは、その度に、ケースの中に一気に湿度が入り込む・・・・・。

ピアノも同じです。フタを開けるたびに、湿度は上がります。

アップライトピアノだと、少しは変わってくるのかなぁ・・・????

と、悩みながら、私は、湿度対策はこれといってしてないんですよね (・・?)

楽器は人と同じ

この湿度対策、実は夏だけじゃないんです。

乾燥する冬にも要注意!

人も乾燥すると肌がカサカサになりひび割れてきたりしますよね。

楽器も同じなんです。

特に木を主体として作られている楽器に関しては、この乾燥も大敵です。

この湿度対策、結局人と同じで、私たちは暑かったら冷房や除湿機を使用したり、乾燥したら、加湿器をお部屋で使いますよね。

そこに楽器を一緒に置いておけば大丈夫のような気がします。

ということで、我が家ではそうしています。

ただ、ケタ違いの楽器をお持ちの皆さまは違うと思いますが・・・・。

楽器も生きています

気温や湿度によって、楽器の音色も変化してきます。

楽器も不快に思っていたら、変な音だしたり、思うような音でてくれなかったり。。。。

我が家はバイオリンがメインなので、なるべくお部屋の中は今の季節だと除湿したりしていますが、このバイオリンちゃん、機嫌が悪いと、必ずと言っていいほど、音がでなくなる。

音が出なくなると、練習してる娘の機嫌も悪くなる・・・・。

悪循環 ( ̄^ ̄)

調子が悪くなると、人も病院に行くのと同様に、楽器にもメンテナンスが必要になります。

私は、娘が小さいときから、楽器は赤ちゃんと同じだよ、と教えてきました。

それほど、生命力のある大事なものだからです。

皆さんも、パートナーのような楽器を、大切に育ててあげてください。


あっ、そうそう、楽器の湿度対策で1番大事なのは、毎日楽器を少しでも触って、弾くことらしいですよ!

我が子のように、兄弟姉妹のように、楽器とも毎日お話するつもりで、練習頑張りましょ♪