さくら夙川校音活ブログ

毎日の練習②

Ciao!🌻

月曜日「親子で音楽の時間」担当のなべっちです。

今日はコンクールに挑戦する子たちの練習などのお話。

最近は、小さい子から参加できるコンクールがたくさんあり、この音楽院にもコンクールに挑戦している受講生がたくさんいらっしゃいます。

コンクールは日ごろの練習の成果が試されるものでもありますが、お子様が目標に向かって頑張る機会でもあると思います。

まず、出場するコンクールを決め、曲を決めます(課題曲があるコンクールもありますね)

さぁ、コンクールの日時と曲が決まったら、それに向かって、練習あるのみです。

5分のために夏を費やします

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1年中、いろんなコンクールが開催されていますが、夏前から秋ごろにかけて、開催されているものが多いように思います。

コンクールによりますが、1度きりで結果がでるコンクールと、予選、本選、ファイナルなどを経て、順位が決まるコンクールがあります。

年齢によって弾く分数も違ってきますが、例えば5分の曲を弾くとしましょう。

この5分のために、子供も大人も、必死に練習をします。

もちろん、ご家族も一緒に。

たった5分、されど、この5分で今までの努力が試されるわけですから、練習にも力が入るわけです。

小さなお子さんの場合、集中力にも限界があるので、なかなか大人が思うように練習をしないし、思い描いたようには事が進まない・・・・・。

私も娘が小さかったときは、イライラすることも多々ありました。

毎日毎日が繰り返しの練習

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前回のブログで、毎日5分でも10分でもさわることが大事と書きましたが、コンクールに出場する子たちは、その何倍もの時間を練習に費やしてると思います。

きっと1小節の練習だけで、1日中、またはそれ以上の時間をかけて練習されていると思います。

毎日同じ曲を練習し、何度も同じ練習をするわけですが、投げ出したくなるときもあるはずです。

それでも、なんとかやる気を失せないようにフォローするしかなく、親もいろんな感情との葛藤です。

この集中力ですが、もちろん長時間続きません。

途中で休憩を入れるのですが、この休憩がなんとも長い!

しかも休憩でないときに、おトイレばかりに行く

(きっと逃げてるんだな、、、、)

基礎練から譜読みから・・・

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指の体操やスケールから始まる練習。

まぁ、だいたい、この練習がおもしろいって思う子は少ないでしょうね。

ここをきっちりするかどうかで、その日の私の機嫌が決まってたぐらいです。(^▽^;)

そのあと、エチュードや曲の練習。

譜読みから始まり、指がからまるところはリズム練習したり、弦楽器などだったら、和音や移弦の練習。

小さいときは、こちらが言ったことに対して、まだ素直に聞き指示に従ってましたが、大きくなるにつれて聞こえないふりをして、さらに大きくなると言うことなんて聞きゃしない・・・・・。

毎日、お子さまに練習させるということは、ほんとに大変なことであり、大人も忍耐が必要です。

ただ、お子さまが頑張って練習できるのは、周りの方たちの支えと応援があってこそ。

お子さまには褒めてあげてといつも言ってますが、我が子を褒めるって簡単にできることではないようにも思います。

でもそこは、大人も頑張って褒めてみましょう。

(そう言ってる私は、なかなか実践できていませんが・・・・・)

コンクールに挑戦するということ

コンクールに挑戦する子たちは、夏休みの半分以上は、このコンクールのために時間を使われていると思います。

海やプールに行って遊ばせたい、旅行に行きたい葛藤と闘いながら、練習中心で過ごす毎日だとは思います。

夏休みだけでなく、日ごろの時間の使い方もお母さまなどが考えて過ごされていると思います。

泣きながらも毎日の練習を頑張ったこと、舞台の上で頑張って弾いたこと、これだけでも子どもの力ってすごいですよね!

緊張しながらも足を踏ん張って、舞台の上で弾いてる姿は、尊敬以外ありません。

練習するほうも大変ですが、サポートされているご家族の方も本当に大変だと思います。

結果だけにとらわれず、お子さまが音楽を通して成長されている姿を楽しんで頑張ってください!!!