1992年兵庫県神戸市生まれ。4歳からピアノを始める。ヤマハ演奏研究コース修了。
大阪府立夕陽丘高校音楽科を経て、大阪音楽大学演奏家特別コースを首席で卒業。最優秀賞受賞者演奏会に出演。奨学生として同大学院修士課程を修了後、渡欧。ハンガリー国立リスト·フェレンツ音楽大学にて研鑽を積む。また、ベルゲン国際音楽祭にてレイフ·オヴェ·アンスネス、ベルトラン·シャマユなど著名な音楽家のマスタークラスを受講。
大阪、神戸、ブダペスト、ノルウェーなどの各地で演奏活動を展開しているほか、ザ・フェニックスホールにて郷古廉(ヴァイオリン)、水野優也(チェロ)、松井拓史(音楽学者)らと共にレクチャーコンサートシリーズ《ピアノ三重奏の歴史》第1回を開催し、好評を博した。
第30回PTNAピアノコンペティションD級金賞受賞。併せてあすなろ賞、讀賣新聞社賞受賞。第8回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA中学の部アジア大会金賞、第63回全日本学生音楽コンクール大阪大会第1位(高校の部)、第27回宝塚ベガ音楽コンクール第2位、第1回StayHome International Piano Competition セミファイナリストなど多数入賞。
ABCクラシックバンク、すばるイブニングコンサートをはじめ、兵庫県立芸術文化センターでの2022年度《ワンコイン·コンサート》などに出演。また、若林千春氏の《空蝉~独奏ピアノと室内オーケストラのために~》(2018)では、初演ソリストを務めた。
これまでに、芹澤佳司、横田知子、青柳晋、仲道郁代、芹澤文美、ガーボル·エックハルトの各氏に師事。日本ドイツリート協会会員。
2022年より、バルトーク生誕150年(2031年)に向けて、バルトークの作品と関連する作曲家を辿る自主企画プロジェクト《The Bartók Journey to 2031》を始動。
現在、大阪音楽大学非常勤講師。
公式サイト
https://tomohikomizutani.com