受講生インタビュー

三和田 倫永さん

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保育園の園長をしていた頃、大阪音楽大学の公報誌で見つけた音楽院開設の紹介記事に興味をひかれました。実は若い頃、音楽の道を志したこともあったのですが、事情があって断念しました。そこで「これはまたとないチャンス」と思い、2003年、音楽院の開設と同時にカンツォーネ講座の受講を始めました。私にとって、音楽大学の一室で専門の教授に直接指導を受け、学べることは大いに喜びを感じることであり、まるで現役の音大生であるかのような気持ちになれます。音楽院は広く門戸が開かれており、時間とゆとりがあれば誰でも音楽を学ぶことができるのが魅力です。
趣味が高じて、現在は年間で約30回の舞台に出演しています。カンツォーネでもオペラでも、歌詞に込められた思いを表現して伝えることが大事です。その思いが通じてか、会場のお客様が泣いている姿を見ることもあります。
先日、指導教授とリサイタルでデュエットすることができたのですが、長年で培った信頼関係から、阿吽の呼吸で歌えました。講師はもちろん、通い続けるうちに友達の輪が広がり、数々のかけがえのない思い出ができました。