さくら夙川校音活ブログ

バレエのコンクール

Ciao!

月曜日「親子で音楽の時間」を担当しています、クラシック好きのなべっちです。

先週末、テレビで2月に開催されたローザンヌバレエ国際コンクールの最終選考の様子が放送されていましたので、2時間見入ってしまいました。

プロを目指すバレエダンサーのための登竜門ともいうべきコンクール。

参加者は15歳から18歳のプロを目指すダンサーたち。

363名の応募があり、決勝に残ったのは、21名だったそうですが、テレビでは入賞者の方たち中心の演技のみ放映。

私はバレエのことはさっぱりわかりませんが、クラシックバレエ、コンテンポラリーの審査、そして練習風景なども審査されるらしい。

緊張との戦い

舞台袖からでてくるときから、審査は始まっています。(これは、ピアノやバイオリンなどのコンクールも同じですよ)

363名の応募の中から、21名のファイナリストが選ばれたわけですが、このファイナルに進むだけでも、かなりの実力の持ち主ですよね。

私は数名の演技しかテレビで見ていませんが、とても惹きつけられました。特に、1位の2位のかたの演技に関しては、ほんとに素晴らしかった!

素人の私が見ても、この子すご〜い、と思わせる演技でしたから。

魅せる演技というものを、勉強させてもらいました。

みんな目が輝いていて、とても凛々しく感じました。

また、初々しくもあり、これからの可能性を秘めたファイナリストたちをみているだけで、なんだかこちらまでワクワクした気持ちになりました。

ファイナリストたちは、もちろん舞台の上で緊張もしていたでしょうが、それを感じさせない気迫と笑顔が印象的でした。

私は素人ですので、演技に関しては、全くわかりませんので、テレビでは演技後にプロのダンサーの方がとてもわかりやすく解説をしてくれたので、なるほど〜、と思いながら見ることができました。

素人がいいと、思っていても、やはりプロは見るところが違うのですね。

こんなところ見てるのか・・・ってところを見てるもんなんですね〜。

プロを目指している子供たちへ

最後に、解説されていたプロのダンサーの方が、「バレエダンサーを目指している子供たちへ」とコメントされていました。

その中で、印象に残っているのは、バレリーナを目指している子はどうしても、バレエばかりを一生懸命練習をして勉強するんだけど、そうではなくて、バレエ以外のいろんなことを勉強して経験してバレエダンサーになってほしい、と言った主旨のことをおっしゃっていました。

また、プロになれたとしても得意な踊りと不得意な踊りがあり、どうしても得意な踊りばかりを選んでしまいますが、そうではなく、偏った食事ばかりをしていると体に悪いのと同じでバランスよく練習に励むことが大切である、と。

これは、バレエだけでなく、音楽も同じです。

ピアニストならピアノ、バイオリニストならバイオリン、チェリストならチェロ、など、特定の楽器ばかりを必死に練習しがちですが、そうではありません。

例えばバレエ音楽の曲を練習するとき、バレエの知識が全くなければ、練習したところで「ただ弾けるだけ」になってしまいます。

やはり、バレエがどんなもので、どうやって踊って表現するのか・・・など考えながら練習していくものです。

それでこそ、魅せる演奏ができるのかもしれません。

芸術とは

今日はバレエのお話をしましたが、これはバレエだけのお話ではなく、音楽にも共通しています。

芸術とは正解がないだけに、奥深く悩ましいもの。

舞台の上では、失敗しないように、上手に弾くように、など気にしてしまいがちですが、一番大事なのは、伝えたいと思ったことを伝えること。

演奏者は、お話して伝えるのではなく、自分の楽器を使って相手に伝えるんです。

イヤイヤ弾いていたり、怒りながら弾いていたら、聴いてる人も眉間にシワが寄ってきますよね。

自分が楽しめば、相手も楽しめます。

私たちスタッフも、受講生のみなさまの楽しそうに演奏されている姿で、癒され、楽しませてもらっています!