特別講座・イベント

地球の音楽誌 神の祭り・人の祭りVol.6

歌って踊って無窮動、陽気なルーマニア
【講師】

西岡信雄(にしおか のぶお) 大阪音楽大学教授[音楽人類学]

【講座内容】

 ルーマニアの人々は、とにかく祭りと踊りが大好き。イースター、クリスマスはもちろん、春の訪れを祝う祭り、収穫祭、羊祭り、ワイン祭り……。さらには、歳時でも祝い事でもなく、近隣各地、時には国外からも参加しての民族音楽祭やフォークダンス祭が、季節を問わず全国各地で開催されています。ようするに、ルーマニアは、一年中どこかで、何か理由をつけては祭りをやっている陽気な国なのです。踊りだけでなく、衣装も音楽も楽器も、村や地域がそれぞれの伝統を主張しつつ、創意工夫を凝らして、お互いに覇を競うことで祭りを盛り上げます。
 その賑やかな祭りを超絶技巧、超高速、無窮動で饒舌に囃し立てる楽器たちがまたユニーク。お国自慢のパンパイプ「ナイ」、指孔のない縦笛「ティリンカ」、迫力満点の円錐管クラリネット「タラゴット」などなど。歌や踊りと共に、その曲芸的妙技もご紹介します。