タイトル

どうして

特別講座
こんばんは!はちです。

ここまでお伝えしてきましたように、
ベートーヴェンの人生は、苦しみの連続だったように思います。

幼少期は、お父さんとの人間関係に悩み、
そうしている間に両親を亡くしました。

大人になり、音楽家としての活躍が見え始めたときに、
耳が聴こえなくなりました。

それでもベートーヴェンは、自力で立ち向かい、
傑作を発表し続けていましたが、

そんな彼を、再び、2つの悲劇が襲います。

結婚を考えていた女性との別れ
そして、弟の死


ベートーヴェンは、恋人と家族を失いました。

その悲しみを、べつの形の家族愛を感じることで、
少しでも和らげようと考えたのかもしれません。

弟の子ども(甥)の養育権を得るために、弟の妻と対立し、
その結果、ベートーヴェンが甥を一時的に預かることになりました。

ですが、甥っ子本人が、それを望んでいたかというと疑問です。

甥っ子は、音楽家になるべく、ベートーヴェンからスパルタ教育を受け、
その重圧に耐えきれず、自殺未遂をしました。
そして、その後は、軍隊に入って、完全にベートーヴェンから離れました。


このとき、ベートーヴェンは、
家族や恋人との愛情が、今度こそ本当に手に入らないと知りました。

そして、ちょうど同じ時期に、
全聾になりました。


彼は次第に、神や自然に、自らの想いを向けるようになってゆきます。



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★音楽院ブログ<ベートーヴェンシリーズ>バックナンバー★


父親からのスパルタ教育

母の死と、ウィーンでの活躍

音楽家になって、耳が聴こえなくなった

絶望していた彼を救ったもの


全盛期到来